燃え系の2010年展望・・・勝手な推論だけど。
今年の展望を記したい。
別に評論家でもなんでもないので、あくまでも当社が関わることに対して。
世の中、この1月から3月が景気の底、なんていう説もちらほらあるが、これはかなり楽観的な推測と思う。こと、我々の業界においては、事実、企業サイド示すIT投資の指数は、軒並み前年よりマイナス傾向にあるわけで、とても灰色な2010年であることは間違いない。
とはいえ、
「景気悪いからしょうがない」
なんてことは、よほどお金持ち会社じゃなければあり得ない言い訳となる。そんな主張で、「売れない」なんて言う営業マンがいたら、即刻お引き取りだな。それが主張できるとしたら、世の中のIT投資がほぼゼロになった時だけである。
つまり、どんな状況であろうと、事業を継続していく上では、なんとかせなアカンのである。
ITの世界では、「クラウド」っていうキーワードが主流である。企業サイドの投資すべき方向性に、クラウド化してコスト削減という思惑もあるからだろうか。
でも、実際は、よほど考え抜かれたコーディネートしない限り、決してコスト削減と効果は比例しないとおもう。安易にSAASだ、ASPだ、クラウドだ、という発想はよくない。総合的な企業力としてマイナスになるのであれば、あまり意味ないからだ。
正直、これからの時代は、顧客サイドが思考し企画し選択する時代となる。これまでは、IT関係事業者からの「提案」によるシステム導入が主体であったのが、顧客サイドで「提案」する時代になる。つまり、おもにSierは、顧客の提案をカウンセリングするような立場になるのではないかと。
逆に選択される我々のようなメーカーは、これまでSierであるパートナーに守られてきた部分を、丸裸で晒されるような感じで顧客と直接対話していく方向になると思う。
つまり、これまで直線的な配列だったのが、三角形のような配列になっていく。
それにより、よりシビヤにメーカーサイドは見られるようになっていく訳だから、我々はもっと色んな意味で武装していかねば、生き残れない世の中になるし、結果、強い者しか残らない。
いつの時代も淘汰と繁栄が繰り返されてきたのであろうが、今は、淘汰されても繁栄までしないという怖い時代だから、よほど時代への適合性が高くないと、当社に限らずどこも危ない。
先日のBLOGで「成長型ベンチャー」と記したが、まさしく守りに入った経営をしていたんでは、イーブンパーすらとれないからである。遮二無二攻撃して、やっとイーブンパーレベルだ。それに、間違いなく我々のようなベンチャーは地上戦だから、勝つためには、どれだけ優秀なゲリラになれるかも大切である。
10年も会社やっていると、知らず知らずに保守的な部分が増えてくる。別に、それがこれまで”すごくよかった”ことでもないのに、なぜか守ろうとする。悪かったことを繰り返すことは愚行ではあるが、大してスゴクもないことを繰り返しても、自己満足の世界であって、革新はないだろう。結果として失敗してしまうことは悪くない。そもそも、成功する数のほうが失敗するより遥かに少ないからである。問題は、失敗を恐れて、大したことないことを繰り返して、徐々に沈んでいくことのほうだ。
弱い奴ほど、クソ面倒くさいプライドで自分を守ろうとする。出来ない理由を、どこで仕込んできたか分からないような理屈で延々と言う。決して、実現するための考え抜かれた斬新で面白いことは出てこない。
今年の展望を占うなら、こういう面倒くさい奴や企業が淘汰される。
だから、せめて、我々は、去年より今年、先月より今月、昨日より今日、さっきより今・・・でいろんなことを改善していこうと思う。
同じようなボールでも、微妙に沈むボールは打てないものだ。むしろ、大きな変化よりも打ちにくかったりする。大きな変化よりも、そういう微妙な変化でも改善だ。
2010年は、同じ握りなのに、微妙に変化するカットボールのような企業が強いじゃないかな。







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