TOYOTAのリコール問題は、全世界で大きな波紋を呼んだ。
全貌は私には理解しきれないが、1つだけ企業を営むものとして教訓はあった。
「障害等は、とにかく即座に認めて、対応すべき」、ということだ。
自動車は、ともすれば人の命に係わるものだ。ソフトウェアに、そこまで直結する部分は少ないが、我々が提供しているメールサービスは、企業の存亡に係わるリスクを持ち、場合によっては、間接的にでも人命に関連してしまう可能性はゼロではない。
自動車にしても、ソフトウェアにしても、全てを事前に100%問題ないものとして提供できれば、そんな良いことはない。しかし、いくら完璧と想定しても、人が携わっていることに、100%絶対完璧というのは難しい。(もちろん、そこを使命として活動している)
我々自身のサービスは、システムとしては未だ停止はしていない。しかし、過去にサポートページには記載していますが、ネットワーク障害で数分間、接続しにくいことがあった。
ほんの数分間の出来事であったが、そのタイミングでもお客様から連絡を受けた。接続タイミングによっては、問題なく動作したお客様もいた可能性もあるが、我々は、この現象を即座に公開し、徹底調査を始めた。
どれだけ調査しても、未だに確実な原因は掴めていない。しかも、再現性があるともいえない。サービス提供には、ソフトウェアはもとより、サーバ、ストレージ、SWICHやロードバランサーなどなど色んな機材から、ネットワークまで色んな組み合わせで提供されている。しかも、接続されてくるお客様も、多種多様な環境から色んな経路からやってくる。
正直に現状を申せば、どの部分においても、問題が出ていない。どんなログにも原因と考えられるものは乏しい。ただ、現象は発生した。次は、絶対に出ないという保証はどこにもない。だから、100%原因究明できるまで、我々は調査していく。
ただ、不思議なことに、コンピュータの世界では、意外に原因究明できないことが多いのも事実。再現性が分かれば特定できるものの、再現性がないケースは非常に難しい。
調査は、世界規模になる。なぜなら、全てが純国産とは限らないから。
TOYOTAは、今回のリコール現象をかなり前から認識して、悪い言い方で言えば、”穏便に”済まそうとした。ある意味、それは日本文化なのかもしれない。私たちだって、穏便に済ませれば、それに越したことがないだろうが、それをしてしまうと、後々倍以上に跳ね返ってくるのであるから、”誠実な対応”が一番なのである。
メールビジネスを始めて、10年弱。
私は、一時たりとも完全に安心しきった時は過ごせていない。
自信があれば、それに越したことはないが、どれだけ自信を持てたとしても、100%完璧なことはない、という前提であるがゆえに、これからもずっと提供元として緊張感をもってやっていくべきと思っている。
当社は、これからも誠実な態度で、100%を目指す姿勢を忘れずにメールビジネスを推進していきます。
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